どうぶつたちへのレクイエム

　どうぶつたちへのレクイエム


「どうぶつたちへのレクイエム」・・・

　　先日、貸してもらって読んだのですが
　　　　　　　　　　　　　　　この本を一人でも多くの人に読んで貰いたいと思いました。


知っていますか？

保健所に収容された犬や猫が、3日目には殺処分されることを・・・

その中には放し飼いの為に迷子になり、捕獲された子がたくさんいます。

年老いてしまったから・・・最後を看取るのが辛いから・・・

そういって保健所に連れてこられた子もいました。

ある子は、ブームに乗って飼われた大型犬でした。

大きくなりすぎてしまったから・・・

捕獲されて、保健所に収容された子は3日目に殺処分ですが、

（家族であったはずの）人間に持ち込まれた子は

その日のうちに殺処分されてしまうのです・・・。

殺処分の方法は、安楽死などではありません。

炭酸ガスによる窒息死です・・・苦しみながら死んでゆくのです。

この事を知っていたら、「見取るのが辛いから・・・」と言って

連れてきた飼い主はどうしただろう？と思いました。

この本の中に「あなたに（ガス室の）このボタンが押せますか？」と

書かれていました。

それを読んだとき、なんだか涙が出てきました。

ほとんどが写真で構成されている本なのですが、

一匹一匹の表情がいろんな意味でとても印象的です。


元はホームページのみだった物が、書籍として出版されたようです。

ホームページでも少し載っていますが、

出来れば（立ち読みでもいいので）書籍の方を読んで欲しいです。



この本の最後に「ここに写っている動物たちは、もういません。」

と書かれていたのが忘れられません。




どうぶつたちへのレクイエム⇒http://www1.u-netsurf.ne.jp/~s-kodama/